※2016/5/11追記
乗り継ぎ運賃優待について追記しました。
はじめての香港での移動手段は鉄道でした。本当はオープントップのバスとかも乗りたかったんだけど。。。
Octopus cardで電車に乗る
日本でSuicaやPASMOが普及する前から、香港では八達通卡(baat3 daat6 tung1 kaa1|Octopus card)という電子マネーでIC乗車できるということを何故か知っていたので、今回の旅はこれを使おう!と決めていました。
購入したのはエアポートエクスプレスの往復乗車券が組み込まれたMTR3日間乗り放題の特別仕様のOctopus card、港鐵旅遊票(gong2 tit3 leoi5 jau4 piu3|Travel Pass)というもの。
今回は3泊4日ですが、初日は空港直結のホテルに泊まるので3日間有効というのはちょうどいい。
日本同様に払い戻しも可能で、使い終わったらチケットオフィスで「Refund please」と言えばいい。実際には次回渡航時にも使えるので、そのまま持ち続けていますが。
有効期間を過ぎたら現金をチャージして普通のOctopus cardとして使えます。MTR以外の運賃支払いにも使えるし、コンビニでの買い物にも使えるので便利ですよ。
- 香港中を走るバスや郊外のLTR(Light Transit Railway)
- ビクトリアハーバーを渡るスターフェリー
- ランタオ島と新界を結ぶフェリー
- 香港島内を走るトラム
- ビクトリアピークのピークトラム
ほとんどの乗り物に乗れる!
空港での購入は、到着ゲートとエアポートエクスプレスの乗車口との間にチケット売り場で。通常MTRのチケットは現金払いしかダメみたいなんですが、ここではクレジットカードが使えます。
キャッシングなどで使いづらい高額紙幣を持っている場合は、ここで1000HKD札を使って崩してしまうのが正解かもね。
Airport Expressに乗る
空港のある大嶼島(daai6 jyu4 dou2|Lantau Island)から九龍半島(gau2 lung4 bun3 dou2|Kowloon)へはMTR(Mass Transit Railway)のエアポートエクスプレスでの移動が便利。香港島を含む中心部では地下鉄ですが、郊外は地上または高架を走ります。
車両連結部の上にあるインジケータが今の走行位置と次の到着駅を示していて、距離感も大体合っている感じなので、あとどれくらいかかるかがわかりやすい。空港から青衣(cing1 ji3|Tsing Yi)までがすごく長いですね。
運行本数が多いからか運賃が高いからか、これまで座れなかったことはないし、車両によってはUSB給電ポートもあります。
最近は慣れてしまって安いエアポートバスでの移動が多いですが、飛行機を降りてすぐに乗れるし行き先を迷うこともないエアポートエクスプレスは楽ですよ。
市内のMTRに乗る
さて、 エアポートエクスプレスを香港駅で降りたら、MTRの中環(zung1 waan4|Central)駅まで歩いて乗り換えです。
MTRは日本の地下鉄と違って、つり革が車両の中央にぶら下がっています。日本みたいに大混雑はしないのかな?それからシートが固い。長距離乗るのはきつそう。
ただ、路線図はとてもわかりやすいです。今乗っている路線が点灯し、次の駅が乗り換え可能駅になると対象路線が点滅します。おかげで初めての地下鉄なのに何の問題もなく利用できました。これは日本も見習ってほしい!
MTRは九龍半島と香港島の主要なエリアを走っているので、上手に利用しましょう。
Octopus乗り継ぎ優待
3回目の香港で初めて気がついたんですが、普通にOctopus cardを使ってエアポートエクスプレスから市内のMRTに乗り継ぐとMRT運賃が必要ないんですね。
空港から新界(san1 gaai3|New territories)エリアへ行くために青衣でMRTに乗り換えて屯門(tyun4 mun4|Tuen Mun)へ向かいましたが、MRT区間運賃の19.5ドルが不要でした。エアポートエクスプレスそのものの運賃優待はないものの、これは地味にお得!
MTRに乗るならこの公式路線図アプリが便利です。乗り換えから金額まで、バッチリ教えてくれますよ。