今回始めてプライベートで中国を訪れたのは南京に行きたかったから。ところが直行便となると東京からでも成田便しかなさそう。ましてや今回は岡山発。飛行機の乗り継ぎは大変そうだし高そうだし。。。
ということで上海まで飛んで、その先は新幹線移動することにしました。
日本から中国新幹線の座席予約
中国旅行に向けて決済手段を用意したときに選んだ银聯卡(ぎんれんかーど)を発行しているTrip.comは中国旅行に強い予約サイトですが、ホテルや航空券だけでなく鉄道チケットも予約できるという強みがあります。
今回Trip.com経由で新幹線のチケットを予約と購入をしてみました。
中国国内では银聯卡以外のクレジットカードは使いづらいと聞いていたものの中国系の予約サイトであるTrip.comでは普通にマスターカードが使えました。
https://t.co/MRYk8iYr1lで上海虹橋ー南京南間の新幹線と南京2泊分を押さえた!マスターカードが使えちゃったから、未だ銀聯カードが使えるかどうかが不明。。。
— Takeru-chan 🇷🇺 (@takeru9790) March 17, 2019
乗車側の上海も降車側の南京も、新幹線駅がふたつあります。いずれも市内は地下鉄移動できるのでどちらの路線を選んでも大丈夫。となると上海南京間の新幹線は結構な便数があります。ただし乗車時間はかなりばらつきがあるので到着時刻もよく見て便を選びましょう。
座席の等級は上からビジネス/一等/二等の3種類。一等は日本の新幹線のグリーンに相当する模様。今回は一等にしてみました。手数料の20元込で249.5元。乗車時間が1時間半程で4,000円程度ですから安いですね。
予約にはパスポートの番号が必要です。発券されるとメールで予約番号が送られてきますよ。
乗車券と引き換え
日本で予約購入したらeチケットが発行されるので、これをプリントアウトしておきます。
今回は上海虹桥站から乗車します。上海浦东国际机场からは地铁
上海虹桥站の火车售票处
カウンターでeチケットとパスポートを渡すと乗車券を発券してもらえます。乗車券は台湾高鐵のものと同じくカードタイプのもの。
乗車するぞ!
乗車口は上の階にある高铁出发层
セキュリティゲートと抜けると出発ロビーがありますが、上海虹桥站の出発ロビーはめちゃくちゃ広い。下手したら羽田の国際線チェックインフロアより広いんじゃなかろうか。。。
どうしていいのかわからなかったので職員らしき人に切符を見せて「我想坐這個…」などと怪しい中国語で聞いてみる。切符の右上にある检票
実際のホームは高铁出发层の下。つまり新幹線の駅は上から出発階、プラットホーム階、到着階のような三層構造になっています。途中の小さな駅はわかりませんが、少なくとも上海虹桥站と南京南站
今回乗るのは9号車から16号車までの8両編成の模様。一等席は前方(北京方面)にあって、15両目に乗り込みます。
車内は左右二列シートで天井にディスプレイがあります。ちゃんと網棚もあります。
座席番号は照明付き。乗客がいる席は赤ランプ、空席は緑ランプが点灯する模様。
肘掛けにはACソケットとUSBの電源ポート付き。
暫く走ると時速300km超で安定走行に入ります。
最初の停車駅、昆山南站
ゴマ団子みたいなのとスポンジケーキと豆。豆はおつまみにいい感じ。
南京に到着
1時間半後、定刻通りに南京南站に到着。出札階へ降りましょう。
切符は改札機のスロットに投入します。…なぜか回収されずに上のスロットから戻ってくるんだけどね。日本と違ってゲートの手前に返却口があるから気付きにくい。
駅舎の前には広大なスペースがあって駅の全体を見渡すことができます。
出発階が上層にあるので入り口に車で乗り付けられるようになっています。大きさといい作りといいホントに空港みたい。
やっぱり中国はでっかいね!