台湾高速鉄道と台湾鉄道

当初、2016年の盆休みを使って4泊5日で台湾一周できないかな?ということで3度目の台湾訪問となりました。が、期間中台湾の天候はすぐれず、特に南ほど悪天候という状況で無理して回っても仕方ないと判断し、今回は西側を往復する形に落ち着きました。

高鉄の切符の買い方

窓口販売と自動券売機での販売があります。いずれもプリペイドカードみたいなカード式チケットが発券されます。

台湾新幹線の切符

往路は高鉄台北から高鉄台中まで乗ります。いまだ台湾に馴染み切っていないのもあってとりあえずは自販機で購入。タッチパネルで乗車駅と下車駅を選んだら乗れる列車がリストアップされるので、乗りたい時間のものをタッチするだけです。デフォルトは中国語ですが英語に切り替えれば操作は簡単。

台湾新幹線の自動券売機

仮に中国語表示だったとしても見ればわかりますけどね。

高鉄券売機中国語表示

座席指定の画面などは出ず、いきなり購入となりましたが幸い通路側が買えました。3人掛けの真ん中じゃなくてよかった。

台湾新幹線の空席状況

というわけで復路は高鉄台南から高鉄台北までを窓口で買いました。「To Taipei, One window side」なんていうインチキ英語で問題なし。ただ窓側は空きがなくて通路側になっちゃったけど。いちおう「これでいい?」って感じで購入前にモニターを見せてくれます。

台湾新幹線の切符売り場

いずれもクレジットカードが使えます。しかも台湾にはめっぽう弱いでおなじみのAMEXも利用可能。これはありがたいですね。

いざ高鉄に乗車

東海道新幹線ほどは多くないけど東北新幹線並みには本数ある感じかな。自動改札上に直近の列車情報が電光掲示されています。改札機に切符を通して入場しましょう。

台湾新幹線の改札口

ちなみに降りるときも改札機に通した切符は戻ってきます。もう使わないんですけどねぇ。。。

転落防止柵があったりなかったりは駅によります。これも日本と同じかな。高鉄台北駅は品川駅っぽい感じ。のぼりのホームとくだりのホームがそれぞれ改札階下にあります。

カラーリングがオレンジなだけで、見慣れたいつもの新幹線がやってきました。

台湾新幹線

高鉄駅へのアクセス

高鉄台北駅に関しては台鉄やMRTの台北駅と繋がっているので楽ちんですね。高鉄台中駅では市内中心部へは行かず直接目的地までバス移動したのではっきりしたことはわかりませんが、台鉄の乗り入れがあるようです。ただし台鉄の台中駅ではないです。

帰りに使った高鉄台南駅も台鉄の乗り入れがありますが、こちらも台鉄の台南駅ではないです。市内とは大台南公車による無料のシャトルバスが運行されていて、今回これを使って移動しました。市内から台南空港を経由して高鉄台南駅が終点となっています。途中台鉄の台南駅には寄りませんでした。

バス停もバスも高鉄カラーのオレンジがあしらわれていてわかりやすいです。

シャトルバスのバス停シャトルバス

運行本数は1時間に3本程度で市内とを1時間弱で結びますが、時間に正確かどうかはよくわかりません。8時頃バス停に居たのに、10分のバスには乗れずなぜか30分ごろのバスに乗ったうえ30分ほどで到着してしまったので。。。

台鉄は悠遊カードで乗れる

前回台湾を訪れた時には台湾北部で悠遊カードが使えました。具体的には桃園から瑞芳まで。縦貫線の北段というやつになるようです。

今回は台中から台南の間でしたが、こちらも問題なし。台中から彰化の間は台中線、彰化から台南までは縦貫線の南段になります。少なくともこれらの区間では悠遊カードが使えますね。途中がどうだかはわかりませんが。

台湾鉄道の改札口

日本同様、自動改札の読み取り機にタッチして入ればOK。十分にチャージしておきましょうね。写真はMRTのチャージ機ですが、台鉄も同じようなものだと思います。

MRTの悠遊カード増値機

今回料金や時間はネットで何とかなりました。時刻表は高鉄の公式サイトを見ればわかりますが、自強号などの特急ならともかく区間車(鈍行)や区間快車(快速)などは長い区間を通しで運行しないようなので、注意が必要です。路線図はiOSアプリで確認しました。

台鉄は古き良き鉄道

高鉄と違って古くからある鉄道なので、とにかく駅舎に趣がある。少しずつ設備更新していってるみたいですが、東京駅みたいに昔の面影を残しておいてほしいなぁと思いますね。

台湾鉄道の台南駅舎

あと、結構輪行してる人多かったです。しかもママチャリみたいなのをそのまま乗せてました。このあたりものどかでいい感じですね。

台湾鉄道の輪行客

それにしても鈍行で3時間弱の旅は少しきつかった。。。やっぱり一周するなら特急も組み入れて計画立てたほうがよさそうですね。

台湾高速鉄道と台湾鉄道」への6件のフィードバック

  1. こんばんは、2017年2月11日から5日間、台湾鉄道一周をしてきました。切符は少し高めですが、高鉄2日間と国鉄5日間乗り放題切符を利用して、1日目は平渓線と深奥線と蘇奥までの計画でしたが、ランタン祭りで平渓線がバス輸送になりこの区間は断念しました。2日目は台北から高雄、彰化、台北に戻り高鉄で再び高雄、3日目は高雄から豪華高速バスで台北に戻り台北から台鉄で花蓮、台東、高雄、台北と一周しました、4日目は台北から二水、集集線を楽しみ、最終日は新竹から内湾線を楽しみ高鉄新竹から高鉄桃園経由で空港に行き日本に帰って来ました。

    1. 阪野さん、台湾鉄道一周を堪能されたようでよかったですね。
      高尾以南と台湾東側(瑞芳以南)は未体験なので羨ましい限りです。今度のゴールデンウィークに再訪予定ですので、今度こそ一周しますよ!乗り放題切符にもチャレンジしてみようと思います。

      その際にはまた記事にしてみますね。( ´ ▽ ` )ノ

      1. お返事ありがとうございます。来年も台湾鉄道旅行を計画しています。今回は台湾の観光列車環島之星の座席のみを特別に手配してもらい、一周して来ました。車内で食事も出ました。カラオケルームやサロン車輌、食堂車もあり座席も高速な物でした。あと、台湾在住の友人と台北から彰化までサロン車輌を貸切りしてきました。

        1. 阪野さん、貴重な情報ありがとうございます。観光列車なんて初めて知りました。ちょっと調べてみます。

          来年も楽しい旅になるといいですね。

          1. 台湾のEZtravelが豪華列車環島之星を運営してます。日本ではHISや大手旅行会社で手配可能です。私は名古屋の勤めている会社の旅行部門で手配しました。

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