今回九份(Jioufen)へ行くために、台湾鉄道に乗ってみました。今までエアポートエクスプレスやMTR/MRTには乗ったことがあるものの、海外で普通の電車に乗るのは初めてです。
まずは悠遊カードを入手する
今回は台湾桃園空港で買ったのですが、その辺のコンビニでも売っているようです。台湾版Suica。MRTを含むほとんどの鉄道と路線バスで使えるほか、コンビニの支払いにも使えます。
とりあえず500NTDチャージしてあるので、しばらくは残高気にしなくても大丈夫なはず。
桃園火車站からスタート
朝食を済ませて宿を後にし駅へやってきました。桃園(Taoyuan)火車站。ちょうど今改装中みたいでこちらのちょっと古びた駅舎は使っていません。傍にあるちょい新しい感じの入り口から高架改札へ向かいます。線路そのものも移設したっぽい。
時刻表を見ると行き先はともかく結構な数の電車が出ています。下の方の凡例を見て行き先を確認すると、10分ほどで来るみたい。では改札を抜けましょう。電光掲示板を確認して2番ホームへ。
やがて派手なラッピングの車両がやってきました。乗り込みましょう。網棚もあっていたって普通の車両。路線案内は電光掲示されるので今どこにいるかよくわかります。
瑞芳站に着いた
そうこうするうちに瑞芳(Ruifang)站に着きました。途中八堵(Badu)車站で乗り換えたので、降りた電車は落ち着いたカラーリング。地下鉄と違って路線は複雑ではないのでGoogle Mapの検索結果に従って指定駅で乗り換えればあまり問題はなさそう。
駅の雰囲気も日本の駅とあまり変わらない感じ。たまたま降りた瑞芳もそれなりの賑わいなので、少なくとも明るいうちは活気もあっていい感じです。ここから九份まではバスでの移動です。
基隆站で昔の姿を見る
翌日、九份からはバスで一気に基隆(Keelung)へ移動しました。瑞芳から電車でも移動できるけど、ちょうどいい時間に基隆行きのバスがあったので。野柳(Yehliu)行きのバス待ちの間、少し基隆駅を見てみましょう。
駅舎はさほど大きくないですが、外れの方に桃園同様ちょいキレイめの入り口もあります。ここでは電車に乗らなかったので実際のホームの様子はわからなかったのですが、駅舎内に昔の駅の様子が展示されていました。
すごく昔の日本の田舎駅って感じだなぁと近づいてみると日本語表示が。日本統治時代の展示ですね。道理で日本っぽいわけだ。
おまけのMRT
もはや乗り慣れた感のあるMRT。なんだか安心します。世界的には地下鉄は硬いシートに網棚なしってのが一般的なんでしょうかね。台北の地下鉄の行き先表示は台湾鉄道と同じ。直近部分しか表示しないので路線図がわかっていないと辛い感じ。
さて、地下鉄で驚いたのが駅併設の図書館。たまたまホテル近くの西門(Ximen)站だけなのかと思ったら松山(Songshan)機場站にもあったので、こういうものなのかも。便利ですね。