台北から直行するバスもあるみたいなんですが、今回のテーマは電車で台湾を回ること。(回れなかったけど。。。)ということで、高鉄台中からバスで日月潭を目指します。
日月潭パスを買おう
高鉄台中駅の改札を出て案内に従い階下へ下りるとバス乗り場があります。お目当の日月潭行きは確か3番乗り場だったかな。。。で、乗り場近くにチケットカウンターがあります。
なんとなく日本語が通じるような通じないような感じでお勧めされた720NTDの日月潭パスを買いました。内訳は
- 台中(高鉄または台鉄)日月潭(水社ターミナル)往復乗車券:457NTD
- 日月潭遊覧船周遊乗船券:300NTD
- 九族文化村行きロープウェイ往復券:300NTD
- 日月潭周遊バス一日乗車券:80NTD
- 水社ー向山バス片道乗車券:24NTD
ということで金額的にかなりお得な感じですが、実際にはロープウェイは現地購入でいいかも。というのも九族文化村(Formosan Aboriginal Culture Village)の入場券を買えばロープウェイ往復料金がタダになるので。
あと水社(Shuishe)ターミナルというのが日月潭観光のすべての起点となる場所なんですが、ここから向山(Xiangshan)までの片道乗車券の使い所がよくわかりませんでした。
日月潭へのアプローチ
さて、やってきたバスに乗ります。乗る際に日月潭パスの該当チケットの角だけ千切られました。ちなみに下車時に該当チケットが切り取られます。こんな感じの改札システム。
この日は金曜日。11時10分のバスに乗ったんですが乗車率は半分程度。非常にゆったりと乗ることができました。高鉄台中駅を出るとすぐに高速道路に乗って一路日月潭を目指します。が、なぜか日月潭手前で埔里(Puli)の街へ逸れてゆきます。この区間だけは普通の路線バスとして運行しているようで、乗客の乗り降りが発生。
よくわからないけど普通に直行してくれれば台中から1時間掛からずに日月潭に到着するんじゃないですか???このあとバスは九族文化村入り口を経由して、予定の時刻を大幅に遅れて午後の1時過ぎに水社ターミナルに到着しました。
遊覧船に乗ろう
バスを降りると観光案内みたいな人が寄ってきて「遊覧船乗る?」みたいなことを言うので「乗るよ」と答えると日月潭パスの乗船券を切り離して普通の乗船券と交換してくれました。
少し離れている船着場へ到着すると、今度は乗船券の半券をもがれて手の甲にスタンプを押されます。ま、そういうシステム。出航時刻もわからないまま桟橋を渡って係員にチケットを見せると「あれだよ」と乗るべき船を教えてくれました。
一人だったので適当に空いてる席に座って、聞いてもさっぱりわからない中国語のライブガイドを聞きながら船に揺られます。湖の中にある拉魯(Lalu)島に近づくと島の周囲には草の植わった筏がたくさん。これ、何でしょうね?
この乗船券、たぶん水社と玄光寺(Xuan guang si)と伊達邵(Ita thao)と朝霧(Zhao wu)の4ポイントを結んで一周できるチケットです。が、このときはいまいちよくわからなかったので、水社から玄光寺までしか使いませんでした。玄光寺から伊達邵まで乗れば、今回泊まる宿近くまで行けたのにね。
周遊バスに乗ろう
初日にスケジュールが崩れてしまったので、周遊バスは二日目に乗ることにしました。バスチケットは最初に乗ったバスの運ちゃんに日月潭パスを見せると日付を印刷したレシートと交換してくれます。以降は乗車時と下車寺にレシートを見せることで1日乗り放題というシステム。
周遊バスと言いながら、運行経路は日月潭の東岸を水社から玄奘寺(Xuan zang si)までピストン輸送するもの。1時間に2本ぐらい走ってます。ちなみに電動バスです。EVの使い方としてなかなかいい感じだなと思いましたよ。
ロープウェイに乗ろう
伊達邵の外れから九族文化村行きのロープウェイがあります。これに乗って上空から日月潭を見てみましょう。ちなみにロープウェイ乗り場までは伊達邵の中心部から遊歩道で行けます。
日月潭パスはロープウェイの乗り口で直接渡せばOK。なんですが、肝心の九族文化村には入れません。文化村入り口にも入場券売り場みたいなのが見当たらなかったので、ただ往復するだけになってしまいました。
あと340NTD足して九族文化村入場券付きの日月潭パスにしたほうがよかったかな。。。
お帰りは台鉄台中駅まで
帰りのバスは水社ターミナルから出ます。行きに降りたバス停の向かいになります。(場所がよくわからなくてウロウロしていたら観光案内の人に教えてもらえました)
帰りは埔里で途中下車できるみたいなんですが、この時点ではまだ台湾一周を諦めていなかったのと、埔里に何があるかわからなかったので今回は台中へ直行することに。ということで2枚同時に入札。
この周遊券、台中側は台鉄でも高鉄でもどちらでもいいみたいなので、帰りは敢えて台鉄台中駅まで行ってみました。ま、結果的には台南へ向う途中、高鉄台中駅に接続している新烏日(Xinwuri)駅を通り過ぎたのですが。。。
というわけで次回行くなら1060NTDのやつを買って、ついでに埔里の町も見てみたいな。往路に埔里酒廠(Puli jiu chang)っていう醸造所があるのを確認済みなんだ!