2016年しょっぱなの旅行は高雄でした。そのひと月後に台南で大地震が起きてしまって、ちょっと書きそびれていたのですが。
年始の高雄
気を取り直しまして、年始の高雄の様子から。台湾島自体が石垣島のお隣という位置関係にあって、高雄はその大きな島の南端ですといえば、そこそこ暑そうな気がしてきます。
いちおう「寒いとやだな」という気持ちがあって、春先に着るようなペラッペラの長袖シャツに薄手の上着を持って行ったんですが、正直昼間はいらない。夕方に現地入りしたんですけど、シャツ一枚で全然問題ない。白人とか半袖で普通に歩いてるし。(ま、彼らはいつもそんな感じか)
現地の人はなぜか上着着てますが、見ててこっちが暑いです。て感じ。ただ、早朝とか夜歩く分には薄手の上着があったほうがいいです。ちょっと寒かった。
高雄といえば蓮池潭
最南端のリゾートも行きたかったんですが、今回は一泊二日の弾丸ツアー。マチナカを軽く回ります。調べてみると蓮池潭というのが定番らしい。
今回の宿は高雄空港からMRTで15分ほどの高雄中央公園近く。ここから蓮池潭まで行くには、やはりMRTで中央公園(Central Park)駅から左營(Zuoying)駅まで15分。30ドルで行けます。
高雄のMRTは東西線(?)と南北線(?)の2本しかないのだけれど、例によって高雄MRTのアプリが便利。高雄は台北の悠遊カードが使えないので、切符を買うとき事前に料金がわかって助かります。
ちなみに左營駅は高鐵への乗り換え駅なので、新幹線とかで台北行くにもこのルートは使えます。
龍虎とおじさん
蓮池潭は人造湖だそうで、ここにある龍虎塔とか春秋閣あたりが見どころです。左營駅からバスで行けるとあるんですが、地図を見る限り歩けないこともない。
ので散歩がてら朝の左營の町を歩き始めました。ほどなく上着もいらないほどにぽっかぽか。1月10日のことなんですがね。
東側から蓮池潭の北へ回り込んで、西岸を南下するように歩いていたら巨大なおじさん発見!元帝廟北極亭。北の神様らしいです。
日曜の朝市なのか毎日やってるのか知りませんが、そこらじゅうに露店が出ていてピクニック気分でお茶を飲む人たちが溢れ、とてものどかな雰囲気です。
そんな中突然賑やかな音が聞こえてきたと思ったら、天府宮で御神輿みたいの担いでいたり。籠の中に鳴り物が入っていて、ロールさせながら担ぐとガランガラン音を立てます。
さらに南下すると巨大な龍の春秋閣。その先、蓮池潭の南端にお目当の龍虎塔が建っています。駅から歩くこと30分ってとこですかね。
龍虎塔に上る
龍は良い者、虎は悪い者、ということらしくて龍の口から入って虎の口から出てくるのが決まりみたいです。龍から入って、後ろに控える塔に上る。龍の後ろあたまが見える。
高いところ好きとしてはさらに上らざるを得ない。高い高〜い。遠くに見えるは春秋閣と北極元帝。
塔を下りて虎のプリケツ見ながら隣の塔へ。塔自体は同じ物だろうと思うのだが、高いところ好きの血が騒ぐので上っちゃう。
虎の後ろあたま。
そして虎の口から無事生還しました。これでめでたく身が清められたというわけです。
春秋閣に行ってみる
来た道を引き返して、途中にあったスポットを拾って行きましょう。まずは春秋閣。天女みたいな人が乗ってる龍の口から入って行くと湖の奥にある五里亭への道に出ます。
五里亭。こちらはまぁ2階までしか行けませんが。。。
上っちゃう。いや、眺めいいと思うよ。春秋閣を後ろから見る。
北極元帝さん
ちょうど昼前で光線の具合がね、後光差してる。
でかい剣を持ってヒゲもじゃなんで、閻魔さんみたいな怖い顔かと思いきや穏やかですね。神様だもんね。
マニ車だっけ?お経が書いてあってぐるぐる回すだけで読んだことになって徳が上がるとかいうやつ。あったんだけど作法とかよくわからなくて見ただけで帰ってきちゃった。ので徳は上がってません。
そんなこんなで帰国前の午前中にサクッと見て回れる蓮池潭。ぜひ行ってみてくださいな。