花蓮(Huālián)から宜蘭(Yílán)へ戻る途中、蘇澳(Sū ào)に立ち寄ってみました。花蓮ー宜蘭間は台湾鉄道で1時間半程度。たまたま花蓮発の復興號(Fùxīng hào)に乗れたので、一旦空いている席に座ったものの次の新城(Xīnchéng)でまたもやツアー客に乗り合わせてあっという間に追いやられ。。。
蘇澳で降りることにした
このままずっと立ちっぱなしも何だなぁとWebで調べてみると、宜蘭の南に蘇澳という漁港があるらしい。
が、Google Mapで見てもSu’aoxinという駅はあるものの蘇澳站(Sū ào zhàn)は見つからない。仕方なくSu’aoxinで降りてみるとそこは蘇澳新站(Sū ào xīn zhàn)。で蘇澳新駅から出ている支線の先、終点が蘇澳駅でした。
ただし電車の乗継は悪い。そこで路線バスで向かうことに。
駅のおじちゃんに「公共汽車站(Gōnggòng qìchē zhàn|バス停)」はどこか?と筆談し、「その階段を降りたところだ」とジェスチャーで教えてもらい、バスの運ちゃんにはGoogle Mapを見せて「蘇澳冷泉(Sū ào lěngquán)行く?」と聞くと「乗りな」と(多分)言われ、降りるべきところで「ここだよ」と教えてもらった上に「冷泉は道の向こうな」とまで教えてもらうなど、大変親切にしてもらいました。
そうまでしたのに冷泉には入らなかったけど。目的は近くの蘇澳駅。ここで荷物を預かってもらい、身軽になって港まで移動します。
刺身を食べる
バスで行ってもいいけれど、ちょっと歩いてみました。。。ら、死んだ。炎天下の中、駅から港まで歩くのはお勧めしません。
30分ほど歩いて港に着くと、市場と海鮮食堂がたくさんあります。
お店の前の生簀で魚を選んで食べるお店もいくつかあるけれど、コミュニケーション的にも量的にもハードルが高いので、いつもの小吃(Xiǎochī)っぽいお店に入ります。外からビール飲んでる人が見えたってのも理由のひとつ。
ここは海の幸だよなーってことで生魚片(Shēng yú piàn|刺身)と海鮮粥をつまみにビールを飲みました。海外で生モノって大丈夫かな?と一瞬躊躇したけれど、とりあえずお腹壊さなかったので大丈夫っぽい。
炎天下歩いてきたんで、ビールで生き返る!
豆腐岬へ
蘇澳を目指したのは刺身を食べた人のブログを読んで食べたくなったからと言うのもあるけれど、この豆腐岬(Dòufu jiǎ)と言う名前に惹かれたから。何その名前!
食事を終えて漁港から少し離れた豆腐岬へ歩いてゆきます。
ここはちょっとしたビーチだね。ボートで沖へ出る人もいる。岩場では何かを捕っていたり。
結局豆腐岬の由来は不明だったけど、のんびり過ごすことができて満足です。
蘇澳駅までバスで帰りましょう。
宜蘭へ向かう
蘇澳駅は本線から外れた盲腸線ですが、北上方向へは蘇澳新駅で乗り換えることなく宜蘭まで行けるようです。駅に着くとちょうど宜蘭へ行ける電車が出るところでした。
先ほど荷物を受け付けてくれた駅員さんが改札業務をしていたのですが、顔を覚えていてくれたようで事務所の駅員さんに何か告げてくれてスムーズに荷物を回収できたうえ、無事電車にも乗れました。
小さな駅のこういう感じ、すごくいいな。