今回二泊三日の弾丸旅行なので実質Владивосток(Vladivostok|ウラジオストク)観光に充てられるのは二日目のみ。Отель Жемчужина(Otel’ Zhemchuzhina|パールホテル)で朝ごはんを食べたら早速街へ繰り出しましょう。
電車を見よう
まずは昨夜Такси(Taksi|タクシー)で乗り付けたВокзал(Vokzal|駅)に行ってみます。
広い国土を持つロシアを横断するТранссибирская магистраль(Transsibirskaya magistral’|シベリア鉄道)の終着駅、Вокзал Владивостока(Vokzal Vladivostoka|ウラジオストク駅)の時計はモスクワ時間を指していますよ。
駅舎に入るには荷物のチェックとボディチェックを受ける必要があります。ホームには自由に直接出入りできるのにね。
というわけでホームに展示されているТранссибирская магистральの機関車と距離標を見に行ってみましょう。
なんて書いてあるかわからないけど、ちょうど第二次世界大戦中のものみたいですね。
モスクワから9288km。いつか全線乗ってみたいもんだ。
ホームには本物のТранссибирская магистральが停車中。行き先表示はХабаровск(Khabarovsk|ハバロフスク)。昨日のおねえさんはこれに乗るんだね。
駅舎もカッコいい!
やっぱ夜行列車は夜が似合うな。
港湾ターミナル
さて、ВокзалにはМорскои Вокзал(Morskoi Vokzal|港湾ターミナル)が隣接しています。Таксиの運ちゃんが波のジェスチャーしながら「Морскои(Morskoi|海軍)」って言ってたところ。こちらは特にボディチェックもなく入ることができます。
中には大きなМатрёшка(Matroshka|マトリョシカ)。奥にあるカフェもいちいちおしゃれな感じ。
表に出ると軍艦も見える。ここВладивостокはもともと軍港ですからねぇ。
その先に見えるのはЗолотой мост(Zolotoy most|金角湾横断橋)。後であれも見に行きますよ。
土曜朝市
Вокзалの北の通りを東に、港を回り込むように移動します。街並みもヨーロッパっぽい。
しばらく進むと何かの英雄かな?像がいくつか立っています。「極東ソヴィエトの戦士」みたいなことが書いてあるっぽい。
そして広場にはたくさんのお店。
朝市ですね。海産物やら野菜やら、パンもあるしお菓子もある。卵も売っていて25個入りのパックをぶら下げて歩いてる人もいる。そんなにたくさん何に使うの?って感じ。
翌日Аэропорт Владивостока(Aeroport Vladivostoka|ウラジオストク空港)へ戻るバスの中から見た広場はがらんとしていて何もなかったので、土曜だけなのか何らかの日付に立つ朝市なんでしょうね。
ウラジオストクの街
Владивостокの街には信号機が少ないのですが、横断歩道に歩行者がいると必ず車は停まってくれます。これはすごい感動。日本は信号は守るけれど横断歩道で歩行者に道を譲ることはまずないものね。
そして街を歩いていて感じたのは西側諸国となんら変わらないということ。行ったことないけど。
昔社会の時間に習ったり映画などで見たソビエトのイメージや、テレビで見たソビエト崩壊後のロシアの混乱のイメージなどはなくて、普通の綺麗な街です。まぁ、すでに何年経っているんだ?ってことではありますが。
やっぱり実際に現地へ行ってみないと、そういうことってわからないね。