ウラジオストク自由港電子ビザ取得手続き

2017年9月6日

2017年秋に初めてロシアへ行ったとき、たまたまウラジオストク限定で導入開始された電子ビザを早速使ってみました。翌年はハバロフスクからウラジオストクへ抜けたので電子ビザは使えず普通にビザ申請したのですが、徐々に電子ビザ適用範囲は広がっています。

2019年はサハリンへ渡るということで再び電子ビザ申請をしてみたところ、多少不具合が改善されていたりしたので当時の記事をアップデートしておきます。

2017年8月、沿海地方のビザ緩和が始まった

何度か延期になった(年レベルで)ようなんですが、2017年8月8日からロシア沿海地域内に限りビザ要件が緩和されました。そして少しづつその適用範囲は広がってきています。ポイントは次のとおり。

  1. 対象地域はウラジオストク、カムチャツカ、ハバロフスク、サハリンなど極東ロシア。
  2. 出入国は電子ビザ適用のロシア連邦国境検問所に限り、入国した地域の範囲で自由移動権がある。
  3. 発給は無料で入出国日を含めて連続8日間以内の滞在が可能なシングルビザ。
  4. 申請可能期間は入国の20日前からで交付まで最長4日間。
  5. パスポートには半年の残存期間と入出国スタンプを押す空白が必要。

1.については空路・航路の他に、鉄道や自動車道のチェックポイントもあります。ここでは知名度の低い地域を省略しました。

2.についてはハバロフスク入国ウラジオストク出国などが可能なのかどうかよくわからないですが在ユジノサハリンスク日本国総領事館のサイトによると、少なくともサハリンの場合は極東の他のエリアには行けないと明記されています。

従来のビザは申請と受け取りに2回(平日です)もロシア大使館に赴かねばならず、2週間未満の短納期交付には交付手数料も掛かります。しかも申請にはバウチャーとか言うよくわからない書類が必要ということでとても面倒くさい。

というわけで電子ビザ対象要件に適合しているのであればこれを選ばない理由はないわけです!

適用範囲情報

申請しよう

ロシア外務省のサイトを開いて申請をしてみます。対応ブラウザはFireFox、Chrome、Edgeと書かれているもののOSは不明。Javascriptが使える必要があるとのこと。

以前はMac版Chromeではうまく申請処理できずParallels Desktop上のWindows10を使いました。今回のサハリンは試しにChromebookのChromeを使ってみたところ問題なかったので、そろそろMacでも使えるのかもしれません。誰か試してみて!

写真の要求仕様

事前準備はスマホでセルフィー撮るぐらい。前回は背景の白い壁紙のちょっとした凹凸模様がついてしまったけど問題ありませんでした。今回はたまたま転職用に撮った写真がまだ半年経っていなかったのでこれを流用。

パスワード入力画面

申請書のID番号と入力したパスワードを忘れないようにしましょう。

名前入力画面

名前の入力はパスポート通りに。父称というのはロシア人にしかないので無視します。

日付入力画面

日付の入力はヨーロッパ式にdd.mm.yyyyです。右側のカレンダーボタンから年月日を選択できます。

出生地入力画面

出生地なんてパスポートに書いてねーよ!ということで本籍地を入力。適宜データを保存しながら入力を進めてゆきます。

地域選択画面

以前はPrimorsky Kraiしか選択肢のなかった地域指定がこんなに増えた!

ホテル情報入力画面

更に以前はなかった滞在先情報の入力も。Booking.comの情報を転記します。

過去の入国回数

ロシア滞在数というのは過去何回訪れたかってことらしいので2回。最後に訪れたのは去年の夏でした。

データ入力画面

データ入力画面

住所とかは一応英語で書いてみる。

勤務先情報入力画面

勤務先情報も書く。

データ入力画面

写真の登録では顔のサイズと位置を合わせてからトリミングできます。

情報送信!

最後にチェックボックスにチェックを入れて送信。

申請処理完了

ちゃんとデータが送信されたらこの画面が出てきます。すぐにevisa_noreply@kdmid.ruから申請受理メールが届きます。

交付された

進捗状況はステータス確認のページでできます。

ステータス確認画面

処理が完了していればこのページからダウンロードできます。

ステータス確認画面

電子ビザ導入当初は申請してから1時間ほどで、登録したGmail宛に「交付しましたよ」とのお知らせが届きましたが、案の定ロシア語メールなので迷惑メールフォルダに入っていました。2019年春時点では申請から2日後に交付のお知らせが届きました。写真チェックとか人手のかかる作業があるのかな?

出来上がった電子ビザ通知書はフォントの関係なのかMacのレンダリングでは全く文字が表示されませんでしたが、WindowsのAdobe Readerを使えばちゃんと読めました。

ビザの有効期間は申請日から30日間です。iPhoneやiPadに電子的に保存しておいても使えるようなんですが、一応プリントアウトも持って行くことにします。

電子ビザ通知書

※iBooksでもレンダリングがうまくいかなかったので、iPad版Adobe Readerで表示しました。

さあ!これでロシアに入国できるはず!

実際に使ってみた

2017年9月15日から17日にかけて、ウラジオストクに行ってきました。電子ビザ通知書をiPadに表示したものでOK!ちゃんと入国できましたよ。

なお、出国時にも通知書の確認があるので、帰国するまでは無くさないようにしましょうね。

(おまけ)普通にビザを申請したら。。。

2018年夏は通常のビザを取りました。都内在住だから色々と調べて自力で申請しようとしたんですがちょっと無理でした。

ロシアのビザ申請は平日しか開いていない在日ロシア連邦大使館の領事部に申請と受取の2回行かなくてはいけないので、普通の勤め人の場合2日有給を取ることになります。

受付開始は朝の9時半ということでノコノコ行ってみたらすでに当日の受付人数上限を超えていて申請すらできなかったっていうね。。。

もう1日有給を取るのもきついので大使館のある麻布からロシアビザセンターのある赤坂へ移動。もともと自力申請しようと用意していたTravel Russiaのバウチャーと電子査証申請書とともにパスポートを預けて代行取得をお願いしました。

2週間後、無事に発給されたビザ。これはこれでホログラムとキリル文字がかっこいい!