さて、船でマカオに渡るには噴射飛航（Turbo Jet）と金光飛航（Cotai Jet）のふたつがあるんですが、事前情報によると香港入国なしに空港から直接マカオに渡れるのはターボジェットとのことだったので、ターボジェットに乗ることにします。
ターボジェットでマカオ入り
ターボジェットのマカオ便なんですが、10時頃が始発なので香港５時着の朝一便だと却って時間の無駄。ということで往路は一旦香港に入国して香港島か九龍半島のフェリーターミナルから再出国になっちゃいました。
今回は九龍のフェリーターミナルから乗ってみます。エアポートエクスプレス九龍駅からエレメンツショッピングモール内のWood Zone方向へ進んでモール外に出ます。
工事中の道をテクテク歩いてちょいちょい迷いながらもなんとか中国客運のターミナルに到着。
エレベーターで２階の出国フロアに上がり、チケット売り場で７時半のスーパークラスを押さえました。ちなみにここで使えるカードはVISAとMasterです。あと銀聯はいけるのかな？
チケットを入手したら改札みたいなところで座席指定シールを貼ってもらって出国手続き。と言ってもパスポート見せるだけ。
事前調査だと乗下船時は一般客とは別みたいなことを書いてあったけど、少なくとも九龍のターミナルは微妙。一般客は長々と階段を歩かされ、スーパークラスはエレベーターで一気に乗船階まで降りるものの、途中で合流して結局同じ乗船口から乗り込みます。ただしマカオ下船時はスーパークラス優先。下船口も２階客室からの特別扱い。イミグレを早く抜けられるので、これは嬉しい。
一般席もそこそこいいシートらしいんですが、スーパークラスはこんな感じ。なんといっても混雑していないのがいいです。今回も４人組の日本人と一人客が３組（？）そのうちの一人は僕です。
さて、スーパークラスではささやかながら食事が出ます。今朝４時頃機内食を食べたものの小腹の空く時間。ありがたくいただきました。
ターボジェットで香港国際空港へ
今回のホテルがフェリーターミナル近くだったこともあり、帰りはいい時間の空港直行便に乗ることができました。９時半の船だったので、１時間ちょい前の８時半頃到着。２階の出国フロアへ。
チケットカウンターが凄く混んでいたので一瞬大丈夫かな？と思ったけど、手前のスーパークラスの売場はガラガラ。余裕でチケット購入。
ささっと改札を済ませて出国。しかし九龍ターミナルもそうだったけど、フェリーターミナルの制限エリアはあっさりしてるね。免税店もこれひとつだけ。特に買い物もないので待合室へ移動します。
待合室は結構狭くて出港前にはかなり混雑するんですが、スーパークラスの乗客は専用の待合室があって混雑は回避できます。と言っても座席に余裕はないので後から来ると立ち待ちなんですが。専用待合室というと聞こえはいいですが、ぱっと見は喫煙ブースみたいな感じで待合室の一角を区切っているだけです。
ここのターミナルも乗船についてはまったく一般客と一緒くた。というか専用待合室に隔離されている分、一般客よりも出遅れがち。ここはいっそ、ほとんどの客が掃けてから乗船したほうがよさそう。どうせ座席は確保されているし、乗船口からすぐに２階の入り口へ行けば混雑とは無縁ですから。
たまたまなのか、今回の船のほうが若干設備が充実していてオーバーヘッドコンパートメントがついていました。例によってスーパークラスはガラガラなので使うことはなかったけれど。
船内食を食べ終えてくつろいでいると、なにやらアンケートを取りに来ました。中国語わかんないですと言うと別の人がやってきて英語でいろいろと聞かれ、最後に謝礼としてターボジェットのディスカウントクーポンをくれました。50ドルって結構な額だよ。
香港出国税の払い戻し
さて、ターボジェットでマカオを出国して香港国際空港に到着すると、香港に入国することなく飛行機に乗ることができます。というか香港に入国することができません。フェリーターミナルでチケットを買う時も、その旨注意がありました。
で、香港でトランジット扱いということは飛行機のチケットに含まれる出国税がかからないということになるそうで、これが払い戻されます。まあ香港に入国してないんだから出国税はいらないよね。
出国税払い戻しエリアの手前でパスポートチェックがあるんですが、ここで飛行機の搭乗券の確認があります。いつものようにオンラインチケットで通り抜けようとすると紙のチケットじゃないとダメと言われたので、改めて隣の航空会社カウンターへ行きチケットを発行してもらいます。この時同時にもらうRefund Couponを払い戻しカウンターに持って行くとなんと！120ドルも還付されました！！また香港に来れるね。( ´ ▽ ` )ﾉ
