二度目のマカオは前回とは違った体験をと思い調べたところ、ポウサダという宿泊施設があることを知りました。ポウサダというのは歴史的建造物を改築した宿泊施設で、マカオには3つあるみたいです。で、今回選んだのはマカオ南端、コロアネ島にあるポウサダ・デ・コロアネ。
路線バスで行く竹灣
ポウサダ・デ・コロアネは竹灣 (Cheoc Van)にある海辺のリゾートホテルです。 普通ならタクシーとかで行くんでしょうが、ここはひとつ路線バスで行ってみましょう。
カジノリスボアなどが集結している中心地にあるバスターミナル亞馬喇前地(Praca de Ferreira do Amaral)から25番のバスに乗り込みます。マカオ縦断なので料金は6.4パタカ。小一時間乗るのに80円程度。なんてお安い!
日曜の昼だったせいかバスは結構混んでいて、コタイのカジノリゾートを過ぎたあたりでようやく座れました。現地の人たちもカジノリゾート行くのね。ま、買い物なんだろうけど。
コタイ地区を抜けてコロアネ島に入る頃には高い建物も減ってきて、コロアネの中心地を過ぎると山道に入って行きます。竹灣海灘(Cheoc Van Beach)でバスを降りるとマカオにもこんな場所があるのかと思うほどにのどかな風景。天気も良くて、いい気分!
静かで落ち着いたホテル
バス停から少し引き返したところにある分岐を海側に下りて行くとユースホステルがありました。さらに下るとビーチに向かってテラスの並んだ建物が!
山の斜面に建っているので2階建ての宿泊層の上に広い平地が確保できていて、最上階はレストランになっています。その奥に小さなレセプションがあって、ここでチェックイン。レセプション前には小さいながらもプールもあって、リゾート感が高まります。
ビーチが小さいのと木々が生い茂っているのとで一面の海というわけにはいきませんが、シービューのいい部屋です。マカオは中華圏でありながら南欧の雰囲気を感じられる、いいリゾート地かもね。
レストランで飲む
ここのレストランは宿泊専用というわけではなく、食事だけに訪れるのもありです。チェックインした時も結構賑わっていました。夜まで少し時間があったので、軽くマカオビールなど飲んでみたり。
本当はポルトガル料理を楽しむのがいいんですが、一人のうえ少食とあって夜は軽くつまむ程度にしました。
アサリのワイン蒸し。おつまみにイイね!ワインはよくわからないのでハウスワインでいいかと思っていたら、これが合うよとお勧めされたブランデーみたいなボトルのワイン。余ったら部屋へ持って帰って飲んでいいよと言われたので、素直にお勧めに従いました。
付け合せのパンとともにアサリバターをつまみながらチビチビやるうちに夜も更け、テラス席も空きが出たところで外へ移動。コロアネ市街と思われる建物のライトアップを眺めながら飲んでいたら一本空けてました。ちょっと飲みすぎたかな。
おしゃれな朝食
部屋のメニューにコンチネンタルとアメリカンから選べますとあったんですが、基本ブッフェスタイル。で、卵料理は口頭で伝えるパターン。つたない英語でオーダーしてアウトサイドへ。シェードの下へどうぞと言われて適当な場所をキープしました。
夜もいいけど晴れた日のテラス席もいいもんだ。
海
小さいけれどビーチがあります。プライベートビーチってわけじゃなくて、普通に海水浴に来てる感じ。が、やはり砂で濁り気味。時期的なものなのかいつもこうなのか、泳いでいる人も少なかったです。
でも翌朝見たときは結構青かったな。