新島ウォークの帰り便、普通に夜行船か高速船で竹芝まで帰るか、はたまた伊豆半島へ渡ってみるかなど考えた結果、飛行機で帰ることにしました。飛行機と言っても羽田じゃなく調布の飛行場。新中央航空という小さな航空会社の飛行機です。
新島空港
新島空港は本村中心部からは少し離れています。歩けない距離じゃないけど。
今回レンタルバイクを借りたので、大荷物は朝のうちに空港まで運んでおきました。コインロッカーとかあるのかな?と期待したんですが、そんなものはなく搭乗手続きカウンターで預かってもらいました。ダーターです。
さて、観光を済ませてバイクを返したら空港まで歩いて行きます。20分ほどかな。
あらためてチェックインカウンターで搭乗手続きをし、先ほど預けていた荷物からMacだけ取り出して受託手荷物手続きをおこないます。この際、機内持ち込み荷物を含めて計量されます。
小さい飛行機ですからね、重量制限があるんですよ。一人当たり5kgまで。5kg超過分1300円を払って預け入れです。ちなみに自己申告ですが体重も記帳させられます。女性とかどうなの?みたいな。
ここで荷物の預かり証をもらったものの肝心の搭乗券をもらい忘れました。先ほどのカウンターに戻ると「忘れちゃった」みたいな感じで発券。おおらかです。
プロペラ機で飛ぼう
今回の便は新島発の最終便。新島着最終便がそのまま折り返し使用されます。いつも見慣れたジャンボジェット機と違って小さい。受託手荷物もコンテナに詰められることなく長距離バスみたいにひとつひとつ貨物室に積み込まれます。
登場直前にセキュリティチェックを受けてから飛行機まで歩いてゆきます。そういえば搭乗券に座席指定がないなと思っていたら、搭乗直前に空港スタッフの人が名簿を読み上げてその場で座席指定がおこなわれました。呼ばれた順にタラップを上って小さな入り口から機内に入ります。斬新だ!
機内は両窓側に1列づつ座席があります。後方だけは出入り口の関係で右側に2列複座ですが。天井も低くて大人は屈んで移動するぐらいなので、当然ヘッドコンパートメントなどあるわけもなく荷物は膝の上。
ちょうど翼の付け根あたりに座れたので、真横にプロペラがあります。アイドリング中は「これ、飛ぶんかな?」という感じだったんですが、いざ回転数が上がると結構な推進力。ブレーキを解除した途端、体感でジェット以上の推進力でぐんぐん走り出し、飛び立ちました!
飛行高度が低いので、大島上空を飛んでいても空港の細かい景色がよく見えます。
西に富士山を眺めながらほどなく本土に到達。江の島や三浦半島を眺めているうちに調布に着きました。飛行時間30分といったところ。
調布飛行場
新島よりも大きいとは言え基本はプロペラ機沖止め。所謂空港と比べると小さいものです。違いは個人所有と思われる小型機が多数駐機しているぐらい。
機体が小さいので着陸も結構スリリング。プロペラの推進力だけで(多分)上手に駐機スポットまで移動してフライト終了。
ターミナルビルまで歩いて手荷物を受け取ります。乗客数も少ないし便数も少ないからすぐに受け取れますよ。
調布飛行場も鉄道駅からは少し離れています。ちょうど空港前から調布駅行きの小田急バスがあったので乗車。日曜の夕方でしたが25分ほど揺られて駅に着きました。
ちなみにSuica/PASMO利用できます。
たまにはこんな飛行機の旅も面白いですよ。