阿里山の日の出を見るためには宿泊が必要になってきますが、せっかく泊まるのであれば昼間は周囲を散策してみるのはどうでしょうか。
阿里山森林遊樂區
阿里山森林遊樂區(Ālǐ shān sēnlín yóulè qū、日本語では阿里山森林遊楽区)に入るには保険料200NTDとともに入山許可証のようなものを提出する必要があります。支払い自体はエリア入口の料金所のようなところで済ませ、レシートと許可証を貰います。
今回シャトルバスで入山したので、ドライバーのおじさんが全員分を取りまとめて支払ってくれました。許可証は日付と名前を記載して、各自ビジターセンターに提出します。
ここは遊歩道が整備されていて、軽いトレッキングを楽しめるようになっています。ホテルのフロントで教えてもらったコースは鉄道で沼平站(Zhǎo píng zhàn)まで行って、遊歩道へ入って行くというもの。
阿里山森林鉄道路に乗る
沼平線(Zhǎo píng xiàn)も神木線(Shénmù xiàn)も昼間は30分に一本走っています。
阿里山站(Ālǐ shān zhàn)2階の切符売り場で切符を買って乗りました。
駅の奥にはかつて使われていたと思われる蒸気機関車がありました。
今の機関車はディーゼルです。
では、小さな客車に乗り込んで出発です。
遊歩道を歩く
沼平站(Zhǎo píng zhàn)を降りてしばらく歩くと姐妹潭(Jiěmèi tán、日本語では姉妹潭)へ至る遊歩道に。鬱蒼とした森の中へ入ってゆきます。
相当古い森のようで、巨大な朽ちた木の根があちこちにあります。
そして山の中に突然現れる受鎮宮(Shòu zhèn gōng)。周りには土産物屋などあります。少し歩いたので頭目の店でおやつを買って小休止。
さらに進むと神木站(Shénmù zhàn)へ至るわけですが、この周辺は巨木がたくさん。中でも最も大きな28号巨木は樹齢2000年、胴回り13メートルという巨大っぷり。
神木站ではちょうど列車が入線していました。
ゆっくりと回って2時間半ほど。良い森林浴ができました。
レストランエリアで食事
ビジターセンター周辺のレストランエリアでお好み焼きみたいなのを焼いていたので買ってみました。
ピザ生地みたいなのを鉄板で焼いて、卵とキャベツを混ぜて、ソースみたいなので味付けをしたら…。あ、丸めるんですか!?
ということでクレープ風お好み焼き。
昼間は当然、観光客用として営業していますが、夜も宿泊客用に遅くまで開いている店もあります。
山だからか冷えるせいか鍋の店もいくつか。物色していたら玉山園餐廳(Yùshān yuán cāntīng)の客引きに捕まってそのまま入店。
晩御飯は豚鍋になりました。
朝もご来光帰りの観光客のために早朝営業をする店があります。うまく住み分けができていますね。