身延山久遠寺の宿坊に泊まってみた

2016年7月21日

2018年4月7日、桜の季節に再訪しました。

初めて宿坊というものに泊まってみました。宿坊というのは参詣者のためにお寺が用意した宿泊施設です。

山本坊入り口

山本坊玄関

山本坊に泊まる

今回お世話になった山本坊は民宿そのものといったイメージです。部屋に鍵はなく場合によってはふすまで仕切られただけだったりします。各部屋にテレビと座卓があります。

山本坊客室

再訪時はこんな床の間のある立派な部屋に泊めていただきました。

浴衣などのアメニティはあります。

山本坊アメニティ

前回は団体さんが入っていたため朝晩とも部屋食でしたが、基本は大広間での食事です。

通常プランなので精進料理ではなく、普通に肉や魚も出ます。ビールも頼めるようですが、なんとなくお酒は遠慮してしまう。

山本坊夕食

山本坊朝食

お風呂は洗い場が三つだけなので、いいタイミングを狙って入りましょう。

アクセス

公共交通機関なら身延線の身延駅から身延山行きのバスが出ていますが、電車との接続が良すぎ。乗り換え時間が2~3分しかないうえバスは1時間1本あるかないかなので、結構ドキドキします。

身延駅前バス停

バスに乗っている時間は15分程度で大人料金290円。今回の山本坊は総門に近くもっともバス停に近い宿坊になりますので、帰りのバスの時刻を調べておけば待ち時間のロスが少なくていいかもしれません。

自家用車でのアクセスは甲府方面からだと国道52号線を走ることになります。バス路線より一本甲府寄りの道を入ると、春先はちょうどハナモモが綺麗に咲いています。帰りに宿の女将さんに教えてもらいました。

ハナモモが綺麗

クルマを停めて観るならこの産宮神付近がちょうど路肩も広くなっていておすすめ。

この道、ちょっと狭くてとても楽しいワインディングロードなので運転は慎重に。

朝のお勤め

さて、宿坊宿泊のメインイベントは朝のお勤め。正しくは朝勤(ちょうごん)と言います。久遠寺の夏の朝勤は5時半から。朝5時過ぎに坊の女将さんの運転で本堂脇まで送っていただきました。

大勢だと厳しいけれど意外と朝勤に参加しない人もいてシートが空いていたので、2回ともお世話になりました。

初めての時は本堂にいきなり上がった記憶があるのですが、少し奥にある総合受付から入るのが正しいみたい。

久遠寺の総合受付

4月初旬の早朝の久遠寺は結構寒いです。お堂の中は人がたくさんいるのでそうでもないですけどね。

5時20分にはお坊さんの入堂(?)が始まりますので少し前には本堂に入っていたほうがいいです。別に途中入場しても問題ないみたいですが。

朝勤のはじまり

参拝の皆さんは基本腰掛に座っていますが、最後列の常連と思しき皆さんは正座で臨んでいました。すごいね〜。途中で焼香タイムがあって、全員わらわらと前へ出て焼香します。で、最後にお経葩をいただいておしまいです。

お経葩

それにしても南無妙法蓮華経のリズムに合わせた太鼓の音がものすごい。たまたま太鼓の脇に座っていたのでものすごい迫力でした!

久遠寺

ここ久遠寺は日蓮宗の総本山だそうです。ということで日蓮さんのお墓(?)や日蓮宗を開いた建物である開基堂などもあります。立派な本堂や五重塔もあって、建物の見どころもたくさん。

久遠寺本堂

久遠寺五重塔

久遠寺自体はエリアの入り口である総門からかなり高い場所にあり、正面階段の菩提梯のほかに男坂や女坂などを通って本堂まで行くことができます。ほかに車道も通っていて(途中から一般車両は進入禁止みたい)今回は車で送ってもらいましたが、帰りは菩提梯を下りてみました。

菩提梯

この菩提梯、かなり急な石段で手すりなしに下りるのは結構怖いです。山登りもそうですが、意外と下りというのも足に来るもので翌朝太ももが筋肉痛になってしまいました。…ということは、参拝時ここを上っていたらたどり着けたかどうか定かではありませんね。

あと男坂に関しては坊の女将さん曰く砂利道で歩きにくいとのことなので、女坂を通って行くのがいいのかもしれません。

男坂はきつい

男坂はこんなにキツイから登るなら覚悟してね。

またこのあたりは桜が綺麗だそうです。次回は桜の時期に来てみたいですね。その際はロープウェイで奥之院にも行きましょうか。

久遠寺入り口

久遠寺入り口