しまなみ海道ウルトラウォーキング80km – 1日目

しまなみ海道は広島の尾道と愛媛の今治を繋ぐ連絡橋群で、尾道側の新尾道大橋を除くすべての橋を自転車または徒歩で渡ることができる自動車道です。瀬戸大橋と違って鉄道は通っていません。

そんな橋を渡り継いでゆきます。

エイド1 – 向島

スタートは尾道駅前緑地公園。ここでウォーキングで使わない荷物を預け、三組に分かれて渡船で向島へ渡ります。全員一度に乗れないんだよね。三組目、15時20分。実に緩やかなスタートです。

向島渡船の乗船待ち

向島に到着してからが実質のスタート。去年レンタサイクルで走ったとおりの道を歩いてゆきます。

向島からウォーキングスタート

みんな地味に速い。付いていけないスピードじゃないけど、このまま行くと息切れして踏破できそうにないのでスピードダウン。

因島大橋の眺め

島の東側を歩いて因島大橋のたもとまでやってきました。最初のエイドポイント、立花臨海公園です。

第1エイドポイント、立花臨海公園

スタートから7.5km。当初目標17時30分に対し17時着。軽くお菓子を食べてトイレ休憩をしたら、10分ほどで戦線復帰。

エイド2 – 因島

自転車で因島大橋に乗り込むには長いワインディングロードを走る必要がありますが、徒歩の場合は橋のたもとの階段を上ればOK。まだまだ元気なので階段でショートカットできるのはありがたい。

因島大橋への階段

自動車道の下層を原付や軽車両とともに渡ります。

因島大橋を歩く

因島側は階段などなくワインディングロードを自転車と一緒に下ります。というか、これ以降一切階段ショートカットはないわけですが。。。

因島大橋を下りる

このあたりになるともう結構ばらけていて、追い越しも追い越されも減ってきます。

因島の日暮れ

そして日も落ちてきてヘッドライト点灯の時間。

第2エイドポイントはスタートから18kmのサークルK因島重井店。19時20分到着。

第2エイドポイント、サークルK因島重井店

ここでもお菓子を食べてトイレ休憩。靴を脱いで足をクールダウンしていたら25分も休んでしまった。

エイド3 – 生口島

再スタート後、ほどなく生口橋のたもとへ。サイクリングロードから生口橋に入ります。

生口橋の眺め

いまのところ計画に対してやや早めのポイントクリアとなっていますが、この区間は歩行距離が最長の16km。ここでどのくらい遅れるのか。。。そろそろ疲れてきたし。

因島に浮かぶ満月に照らされながら生口橋を渡ります。

生口橋を歩く

満月のおかげで明るいとは言え、あたりは街灯もない静かな夜道。「女性は一人歩きを避けてね」なんて言っていたけど、男性でもちょっとヤダ。

町を歩いていると平山郁夫美術館なんてのがあったり。今度観光に来たら行ってみようかな。

海沿いを歩いていると結構夜釣りの人がいる。

長距離を淡々と歩き、長々と海岸沿いを進んで第3エイドポイントの瀬戸田サンセットビーチに到着したのは22時30分。スタートから34km地点。予定時刻よりも1時間以上も早い到着です。

第3エイドポイントでお弁当タイム

ここでお弁当タイム。カレースープと鮭弁で空腹を満たします。35分の食事休憩ののち再出発。

エイド4 – 大三島

次のエイドポイントは6km先。ここで全工程のちょうど半分になります。疲れはあるものの食事をして体力は回復しているし、先へ進みましょう。

多々羅大橋の眺め

眠気と闘いながら海岸沿いを進み、多々羅大橋に入ります。

多々羅大橋を歩く

多々羅大橋を渡りきったところで左足の親指と人差し指の間に痛みが!道端に腰を下ろして靴下を脱ぐとバンドエイドで保護していた指の股に水膨れ。靴下も汗でベタベタに濡れていて、これはマメができても仕方ない環境。

マメ防止に持っていたキズパワーパッドで手当てすると歩ける程度に回復したので、第4エイドポイントを目指します。

足を痛めた割にスピードは落ちることなく、第4エイドポイントの道の駅多々羅しまなみ公園に着いたのは翌0時15分。中間地点の40kmです。

深夜になると気温も下がってきて温かい飲み物も出してくれるのだけれど、喉が渇いているので冷たいお茶を貰います。

「どうしようかなぁ」と地面に敷かれたブルーシートの上で横になりながら休憩中。リタイアするならできるだけエイドポイントでリタイアしたほうがいいからね。

第4エイドポイント、道の駅多々羅しまなみ公園

さて、どうしたものか。。。

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