ふとロシアへ行ってみたくなりまして、調べてみたら極東ロシアが超近い。東京からだと台湾よりもフライト時間が短いです。とはいえВладивосток(Vladivostok|ウラジオストク)便は成田からしか飛んでいないので、空港アクセスまで含めると羽田発台北行きとあまり変わらなくなりますが。。。
ともあれ、二泊三日で初ロシアに行ってきましたよ!
ロシアの飛行機に乗るよ
これまでの中華圏と違って極東ロシアには現在日系エアラインが単独で就航していないのです。SkyScannerで調べたところ、Expediaで往復5万円ちょいのチケットが見つかりました。
往路がАврора(Avrora|オーロラ)航空、復路がS7航空という、いずれもロシアのキャリアです。WikiPediaによると、Аврора航空というのはСахалинские(Sakhalinskie|サハリン)航空とВладивосток航空が合併してできた会社で、親会社がАэрофлот Российские(Aeroflot Russian|アエロフロート・ロシア)航空とのこと。極東の地方エアラインですね。
Аврора航空
Аврора航空は成田第一ターミナルのSky Teamエリアにカウンターがありますが、マイレージは独自とのこと。台湾のChina Airlinesに付けようと思ったのに~。
さて肝心の機材ですが、なんとプロペラ機!カナダのボンバルディア製DHC-8という機体で、機内誌によると70人乗りだそうです。片側2席づつの小さな機体。プロペラ機なんて新島以来ですよ。
そんなわけで当然沖止め。バスに揺られて搭乗です。空港職員が座席ブロックごとに搭乗案内するものの、みんな喜んじゃって写真ばっか撮ってるから誰も乗ろうとしない。終いには「撮影の終わった方から搭乗してくださ〜い」と言われる始末。
S7航空
帰りのS7航空はOne Worldなので、マイルはCathay PacificのAsia mileに付けてもらいました。
と言いながらも今回の便は共同運航便。JALは同じOne Worldですが、Sky TeamのАэрофлотとStar AllianceのSingapore Airがひとつの便になっていました。それでもいつも台湾や香港で乗っているエアバスのA320。今回のビザ緩和で旅行者が増えるといいね。
フライト時間が短いので機内食も簡単なもので、サンドイッチとジュースが出ました。ちなみにАврора航空はジュースのみ。
今回見覚えのないカードを貰ったんですが、よく見たら税関申告書ではなく外国人用入国カードでした。S7航空では税関申告書類は配ってくれないみたいです。
ウラジオストク空港
Аэропорт Владивостока(Aeroport Vladivostoka|ウラジオストク空港)はとても小さい空港で、国際線のゲートは3つだけです。日本の地方空港と同じ感じですね。
少し違うのは空港入り口にセキュリティゲートがあること。到着時には気付かなかったけれど、帰国時ビルに入る前にボディチェックを受けました。というか到着時は自由にビルに出入りしてたような気が。。。夜だったから?
チェックインカウンターは三つしか開けてくれなかったのでチケット発券に30分ほど掛かりました。後ろにもたくさん並んでいたので、場合によっては1時間待ちとかあるのかも。
ただしその後は結構スムーズで、セキュリティチェックは液体物やコンピュータなどの取出しも不要だし、チケット発券が遅いせいでパスポートコントロールもガラ空きだし、あっという間に制限エリアに出てしまいました。
ちなみに入国時のパスポートコントロールも、遅延した成田便の70人しかいないのに10か所近くゲートが開いていて、こちらもスムーズに通過できました。
Priorty Passのラウンジは3番ゲート脇のKALラウンジでした。利用者数に比べて広いうえ、搭乗ゲートが近いのでゆっくりできましたよ。
ちなみにハイネケンは300ルーブルです。