セナド広場からの帰りに見たギアの灯台へ行きましょう。
ギア要塞への近道
ホテルからギア要塞までは地図上は一旦マカオの中心あたりまで行かないとダメみたいに見えるんですが、なんとなくぷらぷらと歩いていたら近道を発見。こういうのは結構ハナがきくというか何というか。。。
エレベーターを使って一気に山を上ってゆきます。
ところでマカオはポルトガルの植民地でした。一応知識はあったものの、実際に中国語とポルトガル語しかない案内板を目にするとちょっと途方にくれます。漢字は見ればなんとなく意味がわかりますが、ポルトガル語はどうにもなりません。英語表記がないのって、意外と困るもんですね。
ギアの灯台
案内に従って灯台にやってきました。天気がちょっと残念ですが、晴れていたらきれいな白とレモンイエローの可愛らしい灯台です。
そして灯台なのになぜか砲台。まあ要塞だからあってもいいけど。
これで本当に光源パターンが決まるのかよく分からないパーツ。とはいえそれぞれの形に信号の意味を書いた説明板があるので、ちゃんと識別できるんでしょうね。
松山軍用隧道
灯台から下ってくると唐突に軍用隧道の入り口が現れます。と言っても大砲のレプリカがなかったらうっかり通り過ぎるほどのさりげなさ。
軍用隧道にはAとBがあって、こちらはAとのこと。
意外ときれいな隧道内部ですが、やっぱ直してるのかな。
朽ちた発電機が置いてあります。今でこそ観光用にこんな明るいですが、実際は薄暗かったんでしょうね。
そしてA隧道以上にさりげないB隧道。案内板すらありません。本当にこれがB隧道なのか確信が持てるまで結構時間がかかりました。
こちらは直す気がないのか見せてはイケナイものなのか、固く鉄格子で閉ざされていて中をうかがい知ることができません。
今は平和な公園に
かつては軍事施設としてマカオを守っていたギア要塞も今は市民公園となっています。
戦っているのは植え込みの龍と大蛇ぐらいなもの。平和です。