これまでマカオには香港から高速船で渡っていました。香港便に比べてマカオ直行便は高いと思っていたからです。便数も少ないしね。
マカオ航空のチケットを買う
このところ日系エアラインじゃなくてもいいかと思い始めているのもあって、マカオ航空を調べてみました。
海の日の三連休こそ高いものの、1日休みを取って日程をちょっとずらしてみたら往復6万円でお釣りがくる。高くないじゃん。成田発だけどね。
マカオ航空のサイトから空席検索とかはできるんですが、チケットは直販されていません。途中でフリーバードという代理店のサイトに引き継がれて、そちらで購入となります。ちょっと変わってるね。
無事にチケットが取れたらeメールでpdfのeチケットが送られてきます。これを印刷して空港のカウンターで航空券と引き換えです。
Passbookが使えるようになるといいんですけどね。
エアバスA320
飛行機マニアじゃないので機種とかよくわからないんですが、どうやらそうらしい。エバー航空でもよく乗る機体。
ANAとの共同運航便なので日本語も心配なし。
往路は結構年季の入った機体でしたが復路は比較的新しめ。エンターテインメントシステムとかないので、ご飯を食べたら寝るか電子書籍でも読むかそんな感じです。
安全周知もCAさんが実演します。中国語と英語とで2回やるのね。ゆっくりやってバイリンガルで1回で済ましちゃいけないんでしょうか。。。
マカオ航空とSFC特典
マカオ航空はスターアライアンスには加盟していないみたいなんですが、何故かANAのSFCが適用されます。
マイルもちゃんと加算されます。Sクラスで921マイル、Qクラスで1290マイル付きました。プレミアムポイントは付かず。
カウンターで航空券を発券してもらう際に「Can I get mileage for this account?」とか言ってSFCカードを差し出せばOKです。もちろん成田なら日本語で大丈夫。
ラウンジのインビテーションもありますよ。成田ならチャイナエアラインズ、マカオならプライオリティパスでお馴染みのPlaza Premium。
ただし成田のマカオ航空カウンターはoneworld系の第2ターミナルなので、Gold Trackでの優先セキュリティチェックは無理でした。
マカオ空港
今回夜着だったのですが、空港のサインが「澳門國際機場 AEROPORTO INTERNACIONAL DE MACAO」となっていて、英語表記がないあたりが「マカオに来たなぁ」って実感します。
マカオ空港は小さくて、日本の地方空港と同じような大きさ。日本便は沖留めでタラップを降りるとコタイ地区のカジノリゾートも見えます。これまた「マカオに来たなぁ」という感じ。
イミグレーションカウンターは5つほどしかありませんが、人が少ないので待ち時間も少ないです。出国の時なんか2つしか開けてなかった。
搭乗手続きカウンターはそこそこ多いので、ターボジェットの窓口かよってぐらい人が並んでる割には発券処理は速かったです。「ANAマイレージ付けてよ」なんて言うめんどくさいお客(私だ!)のラウンジインビテーションの処理なんかもテキパキこなしてくれました。
SIMの調達ですが、1階の到着ロビーを出て右へ進むとSIM自販機があるのでここで買いましょう。
そのまま空港ビルを出て更に右へ進むとカジノバスのターミナルです。フェリーターミナルのものと比べるととてもこじんまりしていますが。
行き先はコタイのカジノリゾートだけっぽいので、マカオ半島に行くなら空港ビルを出て左手の路線バスを使うことになりそう。
澳門金皇冠中国大酒店
英語表記はGolden Crown China Hotel。空港の真正面にあるホテルです。今回みたいに夜着朝発なんて時には便利なホテル。
空港2階の出発ロビー階がホテルのグランドフロア。フロントは9階です。
空港側の客室は空港ビューが、反対側はマカオ半島やコタイ地区の眺めが楽しめます。今回泊まったのはマカオ半島側の20階。最上階スイートのひとつ下ですがすごく広い。
バスルームもシャワーブースとは別にバスタブがついています。設備はやや古めですが特に問題はないですね。
無料Wi-Fiはついていましたが、部屋での受信状況が芳しくなく別途モバイル通信が使えるようにしておいた方がよいです。
というわけでマカオ直行便についてはその後の行き先にもよりますが、おおむね良好かと思います。新交通システムが開通したら移動も便利になりますね。
一番のネックは成田までの移動かも。